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今日は唄いたい気分だった。 しかも真夜中のボソボソモードじゃなく大声で声が枯れるほどに。 20時ぐらいに開いたスティッカムの部屋は俺の頭では23時ぐらいには終わる予定にしてたがノリに乗って結局25時までになってしまった。 その間5時間、途中声が裏返るほど高いキーで苦しい場面もあった。 でも、それはそれでよかった。 ボソボソだと確かに声に対する負担は少ない。 でも、車でたとえると走っては信号で止まり 走ってはまたすぐ信号で止まるみたいな感じがずっとしてた。 確かにそういう唄い方も俺の魅力のひとつかもしれないが、ガツンと豪快にいくのも俺の魅力だと自分では心得てるつもり。 たまにはサーキット場までは大げさやけど高速走行できる場所で6000回転ぐらいまでエンジンを回すみたいな感覚かな? おかげさんで5時間唄い終えた俺はいつもより生き生きしてたかもしれない。 5時間のスティッカムで唄った後、俺は馴染みのバーへ足を運んだ。 元々オーナーとは古いつきあいだが 少し世話になった店長が店を辞めるとのことで駆けつけた。 俺が店に入ると、お客さんに飲まされて酔っ払った店長が俺に是非唄って欲しいという。 それをみてオーナーは別の従業員に指示を出した。 15分ほどしてから一本のギターが店に届いた。 俺は店長とオーナーのリクエストに唄うことにした。 声はさっきの5時間の部屋でガラガラ。 でも、俺はどうしても「道」が唄いたかった。 1弦が切れたままのギターで俺は「道」を唄い始める。 最後のアカペラの部分は店の中に物音ひとつもない。 こんな大勢のお客さんが店の中にいるのに。 しかも、みんなお酒を飲んでるのに。 終わったあとに大歓声と拍手とアンコール。 俺は皆で店長に唄ってあげてほしかったので皆知ってるだろう曲、長渕さんの「乾杯」を唄いはじめた。 「みんな~一緒に唄ってやろうぜ!」と少し大きめの口調で店中の方々に語りかけるとみんな唄いだしてくれた。 はじめ 恥ずかしいと思ってたんだろうね。 でも、じわじわとみんなの声もテンションがあがってくる。 そのうち大合唱になり、店長とカウンターの数人が涙を流している。 唄いすぎでかすれた声を振り絞って唄いきった。 それからも唄ってほしいという声につきあった。 いつもながらの即興で店長の歌を唄い始めた。 サビを一度唄ったら、皆 歌いだしてくる。 誰も聞いたことのない歌をやで、俺ですらわからんのにやで。 二度と唄えない即興の曲までが大合唱になった。 店長はすごく喜んでくれた。 俺も嬉しかった。 ちと臭い展開と選曲やったけど行ってよかった。やってよかった。 音楽を通じて生まれるものがあるんだなと改めて思った木屋町の夜だった。 (うぅ・・・まだおかしい。普通に書けなくなってるこのブログ・・・)
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profile
HN:
Tsukishin
HP:
性別:
男性
自己紹介:

アコースティックギターを弾きながら唄うライブスタイルとあらゆる楽器や声を使い多重録音するマルチプレーヤースタイルの二つの顔を持つシンガーソングライター。
伸びのある力強い高音と優しい中音域の声、恋愛を唄い メッセージを叫ぶ。流行る歌よりも「心に残る歌」をつくり 唄い続けている。


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